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ボクシング性別問題 メローニ伊首相がパンチ浴び棄権した女子選手を直接激励、パリ五輪

産経ニュース / 2024年8月2日 15時1分

パリ五輪のボクシング女子66キロ級で、試合を棄権したカリニ選手(左)を激励するメローニ首相(首相のインスタグラムから)

パリ五輪のボクシング女子に世界選手権の性別テストでは不合格とされた選手が出場している問題で、イタリアのメローニ首相は1日、「公平な試合ではなかった」と述べ、出場を認めた国際オリンピック委員会(IOC)を批判した。女子66キロ級で当該の選手と対戦し、途中棄権したイタリアのアンジェラ・カリニ選手をインスタグラムで激励した。

メローニ氏はパリに滞在中。伊ANSA通信によると、記者団に「男性の遺伝的特徴を持つ選手は女子競技に参加すべきではないと思う。だれかを差別したいわけではない。女子選手が公平な条件で競技する権利を守るためだ」と訴えた。

インスタグラムでは、カリニ選手とともに写した写真を投稿し、「あなたの努力と汗はいつか報われる。公平な試合で」と書き込んだ。この投稿に対し12万件以上の「いいね!」がついた。

メローニ氏は、同性結婚の合法化に反対する保守派。右派のメローニ政権からは、選手の性別判断をめぐるIOCの決定に抗議する声が相次いでいる。カリニ選手は試合後、「自分の命を守らなければならなかった」と棄権の理由を語った。

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