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女性首相「半日」退陣劇に衝撃 スウェーデン

産経ニュース / 2021年11月25日 21時10分

【ロンドン=板東和正】スウェーデン議会で同国初の女性首相に選出された社会民主労働党党首のアンデション首相(54)が24日、就任から半日足らずで辞任した。同党と連立を組む中道左派、緑の党が政権を離脱したことを受け、アンデション氏が辞意を表明。異例の退陣劇に衝撃が走っている。

スウェーデン議会は24日、財務相を務めていたアンデション氏の新首相就任を承認し、近く新内閣が正式発足する見通しだった。

しかし、選出後の予算審議で、議会が連立政権の予算案支持を拒み、野党側が出した代替案を可決。これに緑の党が反発し、連立政権離脱を決めたことでアンデション氏が辞任を発表した。英BBC放送によると、就任後、わずか数時間後の辞任だったという。

アンデション氏はBBCなどに「連立政権は、1党が離脱した場合には(首相が)辞任するという憲法上の慣例がある」と辞任理由を説明。「正当性に疑問を持たれるような政権は担いたくない」と述べた。

社会民主労働党は議会第1党だが、過半数の議席を保有しておらず、同国では不安定な政権運営が続いている。ただ、緑の党などはアンデション氏の首相就任への支持を維持しており、同氏が再び首相に選出される可能性もある。

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