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プーチン氏「ウクライナは越境攻撃失敗後に和平交渉を迫られる」と主張 露軍の優勢誇示

産経ニュース / 2024年9月3日 11時5分

ロシアのプーチン大統領は2日、露西部クルスク州への越境攻撃によりウクライナ軍は最激戦地のウクライナ東部ドネツク州などでの露軍の前進を止めることを狙ったとしつつ、「達成できなかった」と主張した。「この挑発(越境攻撃)は失敗すると確信している」とも指摘。越境攻撃が失敗に終わった後、ウクライナは和平交渉に乗り出さざるを得なくなるとの認識を示した。

訪問先の露南部トゥワ共和国の学校で生徒らに発言した。プーチン氏は露軍がドネツク州などで「平方キロ単位」で支配地域を広げているとし、露軍の優勢を誇示した。

一方、ウクライナのゼレンスキー大統領は2日、南部ザポロジエでオランダのスホーフ首相と会談し、軍事支援の継続などを協議した。会談後の共同記者会見でゼレンスキー氏は、越境攻撃が「計画通り」に進んでおり、「露軍の戦力を分散させ、ドネツク州での露軍の攻勢を弱めさせると考えている」と指摘。ただ、「今のところドネツク州の戦況は(ウクライナ軍にとって)厳しい」とも認めた。

ウクライナ軍は8月6日にクルスク州への越境攻撃に着手。これまでに同州の集落100カ所と約1300平方キロを掌握したとしている。露軍は予備戦力を同州の防衛に回す一方、主力はウクライナ東部に残し、攻勢を続けているとされる。

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