旅客機墜落でカザフ副首相「原因調査にロシアも参加している」 外部圧力の存在は否定
産経ニュース / 2024年12月29日 0時48分
カザフスタン西部アクタウ近郊で起きたアゼルバイジャン航空機の墜落で、原因調査を主導するカザフのボズンバエフ副首相は28日、現地メディアのインタビューに「調査チームにロシアの専門家2人も参加している」と明らかにした。同氏は一方で、ロシアを念頭に「(調査に参加させるよう)外部からの圧力があったのではないか」との見方について「誰も調査に干渉しようとしていない。圧力は無意味だ」と述べ、調査は客観的に行われると指摘した。
これに先立ち、露国営タス通信は26日、カザフ当局者が「現時点で墜落原因の調査はカザフ当局が行っている。ロシアやアゼルバイジャンも調査官を派遣したが、彼らは調査に参加できない」と話したと伝えていた。今回の墜落を巡っては、露軍の防空ミサイルの誤射が原因になった可能性が指摘されている。
ボズンバエフ氏によると、調査チームにはカザフのほか、ロシアとアゼルバイジャン、墜落機の製造国であるブラジルが派遣した専門家ら計17人が参加しているという。
(小野田雄一)
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
アゼル機墜落から1週間、原因解明・証拠隠滅の有無焦点に 調査結果がゆがむ懸念も
産経ニュース / 2024年12月31日 16時10分
-
旅客機は「ロシア上空での攻撃で墜落」とアゼルバイジャン大統領 「露は罪認めよ」と非難も
産経ニュース / 2024年12月29日 21時41分
-
「外部からの物理的干渉」で墜落 アゼルバイジャン航空が暫定調査結果発表 撃墜を示唆
産経ニュース / 2024年12月27日 23時0分
-
ロシア、旅客機墜落「調査完了までコメントせず」 アゼルバイジャン「撃墜認めるべき」
産経ニュース / 2024年12月27日 20時21分
-
ロシア軍のミサイル誤射説も浮上 カザフスタンの旅客機墜落、死者は38人に
産経ニュース / 2024年12月26日 9時4分
ランキング
-
1故ケネディ元司法長官に最高勲章=メッシさんやボノさんも―米大統領
時事通信 / 2025年1月4日 19時2分
-
2焦点:ロシアのスパイになったあるウクライナ男性、その動機と心情
ロイター / 2025年1月5日 8時1分
-
3韓国大統領弾劾巡り訴追団が内乱罪立証を撤回、審理迅速化図る…与党側「訴追自体が誤り」と反発
読売新聞 / 2025年1月4日 21時21分
-
4オーストリア、連立交渉が決裂 ネハンマー首相辞任へ
共同通信 / 2025年1月5日 9時39分
-
5【独自】フィリピン・マニラで日本人男性が強盗に銃撃され負傷 事件の瞬間捉えた防犯カメラ映像入手、去年10月から日本人被害の拳銃強盗10件相次ぐ
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2025年1月5日 6時56分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください