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米軍制服組トップ「対イラン、警戒継続」 イラン外相は「緊張望まず」 ヒズボラ攻撃で

産経ニュース / 2024年8月27日 18時30分

【カイロ=佐藤貴生】中東を訪れた米軍制服組トップのブラウン統合参謀本部議長は26日、レバノンの親イラン民兵組織ヒズボラによるイスラエル攻撃が大規模衝突に発展しなかったことで、差し迫った緊張が多少は緩和されたと述べた。今後はイスラエルを攻撃すると言明したイランの対応が「戦闘が広域化するか否かを決める」とし、警戒を続けると強調した。

ロイター通信とのインタビューで語った。ヒズボラは25日、幹部を殺害された報復としてイスラエルに320発超のロケット弾を発射。イランもイスラム原理主義組織ハマスの最高指導者が国内で殺害されたとして、イスラエルに報復すると誓った。

イランのメヘル通信は26日、同国軍幹部がイスラエルへの報復に触れ、「方法や時期はイランが独自で決める」とし、中東各地の親イラン民兵組織も個別に判断すると述べたと報じた。イラン外務省によると、同国のアラグチ外相は報復を行う方針を示しつつも「緊張の激化は望んでいない」と述べた。

国連幹部は26日、イスラエルとハマスの戦闘が続くパレスチナ自治区ガザの人道支援が一時中断に追い込まれたと述べた。拠点を置くガザ中部デールバラハを対象にイスラエル軍が退避命令を出したためで、命令が出ていない地域はガザ全土の11%しかないという。

ガザではポリオ(小児まひ)ウイルスの感染拡大が懸念され、世界保健機関(WHO)が域内の子供約64万人にワクチンを接種する準備を進めていた。

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