1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 国際
  4. 国際総合

金正恩氏が韓国へ再び「核兵器使用」警告 「武力統一には関心なし」主張も

産経ニュース / 2024年10月8日 11時3分

【ソウル=桜井紀雄】北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党総書記は7日、平壌の「金正恩国防総合大学」で演説し、韓国を念頭に、敵が北朝鮮に武力行使を試みるなら「全ての攻撃力を躊躇なく使う。核兵器使用も排除しない」と警告した。北朝鮮メディアが8日伝えた。1日のソウル近郊での演説で「北朝鮮の政権終末」に言及した韓国の尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領を「まともでない人」とも非難した。

金氏は尹氏の演説に反発し、2日にも尹氏を名指し非難した上で核兵器使用に言及していた。

金氏は今回、「以前は(南北)武力統一という言葉も使ったが、今は全く関心がない」とし、「二つの国家を宣言してからはあの国(韓国)を意識もしない」と言及。韓国が軍事力で北朝鮮を凌駕し、武力行使をしようとしない限り、「韓国を攻撃する意思は全くない」と主張した。

金氏は昨年末以来、南北統一政策の放棄を表明し、韓国を「第一の敵対国家」と位置付ける南北「二国家」論を展開。7日が招集日の最高人民会議(国会)でも二国家論を憲法に反映させる討議が進んでいるとみられる。今回の演説でも、北朝鮮が「核保有国」として、韓国を相手にせずに現体制を固守していく姿勢を改めて誇示した形だ。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください