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米韓が軍事演習開始、機動訓練を拡大 北朝鮮は抑止力強化を警告

産経ニュース / 2024年8月19日 6時41分

【ソウル=桜井紀雄】米韓両軍は19日、朝鮮半島有事を想定した定例の大規模合同軍事演習「乙支(ウルチ)フリーダムシールド(自由の盾)」を開始した。29日まで実施。北朝鮮の核・ミサイルに加え、サイバー攻撃などへの対応も想定し、陸海空で行う野外機動訓練の規模を拡大する。

北朝鮮外務省傘下の米国研究所は18日、「最も攻撃的で挑発的な侵略戦争演習だ」と非難し、北朝鮮が対抗して抑止力を強化していくと警告した。韓国軍制服組トップの金明秀(キム・ミョンス)合同参謀本部議長は12日、北朝鮮が米韓演習を口実に挑発を行う可能性が高いとし、挑発には「即刻、強力に、最後まで」の原則に基づき対抗するよう指示した。

今回の演習では昨夏より約10回多い48回の野外機動訓練を実施。旅団級の大規模訓練は4倍以上に増え、17回を予定している。北朝鮮による衛星利用測位システム(GPS)の攪乱(かくらん)を想定した訓練も行う。

韓国軍で弾道ミサイルやステルス戦闘機、潜水艦を指揮し、北朝鮮の核・ミサイルに対応する「戦略司令部」の創設に向けた検証も予定する。

韓国政府も演習に合わせ、19~22日に戦時やテロに備えた「乙支演習」を行う。約4000の機関から約58万人が参加する。

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