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「爆破で統一認識を一掃した」と金正恩氏 軍指揮部で韓国への「物理的力行使」を警告

産経ニュース / 2024年10月18日 10時52分

【ソウル=桜井紀雄】北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党総書記は17日、朝鮮人民軍第2軍団の指揮部を視察し、韓国は「他国であり明確な敵国」だとした上で、韓国が主権を侵害すれば、「物理的力をためらいなく使用する」と警告した。北朝鮮メディアが18日伝えた。

第2軍団は軍事境界線を挟んで韓国軍と対峙(たいじ)する西部の前線部隊を統括する。北朝鮮は韓国の無人機が平壌上空を領空侵犯したと主張し、軍総参謀部が報復に備え、前線の部隊に砲撃準備態勢を取るよう指示したとしていた。

金氏は、北朝鮮が15日に南北間を結ぶ道路や鉄道を爆破したことについて「単純な物理的封鎖」だけを意味しないと説明。「世紀をまたいでしぶとく続いてきたソウルとの悪縁を断ち、つまらない同族意識や統一という非現実的な認識を払いのけたものだ」と主張した。韓国を攻撃する場合、「同族ではなく、敵国に向けた合法的な報復行動となる」と強調した。

北朝鮮メディアは、テーブルに地図を広げ、何かを指す金氏の写真も公開した。「ソウル」の表記が読み取れ、有事の際にソウルを攻撃する計画を討議した可能性がある。

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