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日本風のウナギ、韓国名物のイヌ食し 猛暑も大丈夫? ソウルからヨボセヨ

産経ニュース / 2024年7月27日 7時0分

暑気払いでウナギを食べる日本の「土用の丑の日」は24日だったが、その日はたまたま邦人との食事会で場所が偶然、ウナギ専門の日本料理店だった。和食ブームが拡大するソウルなので最近、日本風ウナギ屋も増えた。その草分け店が名古屋系だったせいか、ウナギ茶漬け?の「ひつまぶし」が売りの店が多い。

24日にウナギをいただいた後、25日は韓国名物のイヌ料理となった。韓国で夏の盛りは「ポンナル(伏日)」といって伝統的にイヌ肉を食べる。今年はポンナルの盛りにあたる「中伏」(チュンボク)が25日だったので、邦人を案内してイヌ肉料理をいただいたのだ。政府が2027年からイヌ肉を禁止すると発表したため、無くなる前にという心理もある。

行きつけは南大門市場にある創業70年の「統一屋」。イヌ肉料理は北方ルーツで、今は亡き創業者は北朝鮮出身だったとか。屋号に故郷への思いがうかがわれる。「ポンナル」には年配客を中心に結構にぎわっている。禁止するといわれるとかえって食べたくなる。

ただ、現状は暑気払い食はすでに「参鶏湯(サムゲタン)」に取って代わられた。腹に漢方系食材を詰めて煮たトリ料理で、「中伏」のランチタイムには毎年、長い行列ができている。筆者は今年、ウナギとイヌを食したので猛暑も大丈夫?(黒田勝弘)

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