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北朝鮮が砲撃準備態勢を指示 無人機侵入主張で南北が非難の応酬、緊張激化

産経ニュース / 2024年10月13日 23時52分

【ソウル=桜井紀雄】北朝鮮が韓国の無人機による平壌上空への領空侵犯を主張している問題を受け、北朝鮮国防省報道官は13日夜、朝鮮人民軍総参謀部が韓国との「国境」付近の砲兵部隊に砲撃準備態勢を整えるよう指示したと発表した。朝鮮中央通信が伝えた。

北朝鮮は韓国の無人機が今月、3回にわたり平壌上空に飛来し、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党総書記の体制を批判するビラをまいたと主張している。金正恩氏の妹、金与正(キム・ヨジョン)党副部長が12日夜、次に発見した場合は即座に「惨事が起きる」として軍事的な報復措置を警告していた。

この警告に対し、韓国国防省は13日、韓国国民の安全に危害を加えれば「北朝鮮の政権が終末を迎えると警告する」との声明を発表。南北が過激なトーンでの非難の応酬を続け、軍事的緊張が一段と高まっている。

北朝鮮国防省の発表によると、指示には完全武装した砲兵8個旅団が13日夜までに砲撃待機態勢に移るとの内容が含まれている。平壌では、無人機に対する監視所が増強されたとも伝えられた。

韓国軍は、韓国側が無人機を飛ばしたかどうかの事実関係は「確認できない」としている。韓国の民間団体が飛ばした可能性があるものの、北朝鮮による自作自演を指摘する見方もある。

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