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ソウルからヨボセヨ 韓国の〝頭髪政治学〟

産経ニュース / 2022年1月15日 7時0分

李在明氏

韓国大統領選で与党候補の李在明(イ・ジェミョン)氏が公約として〝脱毛政策〟を発表し話題だ。若い男性の関心事である脱毛治療に健康保険を適用するというのだが、票集めをねらったアイデア公約の乱発に余念がない。筆者は野党系の知り合いに、お宅は女性の最大関心を狙って〝ダイエット手当〟を公約したらといっている。

北朝鮮では最高指導者が肥満体で民心の忠誠を確保するという〝肥満の政治学〟があったが、一方の韓国では〝頭髪政治学〟がある。権力を取るためにはパワーつまり若さがないといけない、若さを強調するためには頭の毛が黒々としていなければならないのだ。

たとえば金泳三(キム・ヨンサム)元大統領(在任1993~98年)など若いころは実にカッコいいロマンスグレーだったが、大統領になったときは黒々としていた。今回、李在明氏もこれまでは茶髪系だったのが、大統領選を前に急に黒髪になった。ライバルの野党候補、尹錫悦(ユン・ソンヨル)氏の頭髪も以前よりいっそう黒くなった。一方、もう一人の野党候補、安哲秀(アン・チョルス)氏は頭髪ではなく眉毛が黒くくっきりし若返った。

儒教的な秩序観では年寄りが重視されるはずだが、実際には年寄りはまつり上げられ逆に若い者が権力を振るうという構造だ。今回の3人はいずれも60歳前後。権力も見てくれからというわけか。(黒田勝弘)

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