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朝鮮日報、甲子園で躍進の京都国際に「韓国語校歌に騒がない日本」 韓国は君が代放送批判

産経ニュース / 2024年8月21日 18時39分

初の決勝進出を決めた京都国際ナイン=甲子園球場(榎本雅弘撮影)

保守系韓国紙の朝鮮日報は21日、全国高校野球選手権大会で勝ち星を重ねた京都国際の韓国語校歌がNHKで流れることについて、見出しに「日本では何の騒ぎにもならなかった」とするコラムを配信し、韓国社会と日本社会の違いを論じた。21日に初の決勝進出を決めた同校は在日韓国人向け学校をルーツに持つ。日本海について、韓国が国際的な呼称にするよう主張している「東海」が歌詞に含まれているが、NHKは同校の意向で日本語訳を「東の海」とテロップで表示している。

コラムでは、NHKが「東海」を含む韓国語校歌を報じることについて「日本社会で非難の声が巻き起こったとか、抗議が殺到したとかいう話は聞いていない」とつづった。韓国では日本による朝鮮半島統治からの解放を記念する8月15日の「光復節」で、公共放送KBSが「君が代」を流した際、視聴者の非難が殺到したという。

コラムは「植民地の歴史を覚えている韓国国民は日本に関連する事案に敏感で、即時に反応するのが当然だ」としつつも「『君が代』が少しだけ流れるからといって、韓国人がそこまで敏感に反応しなければならないのかは、一度考えてみるべき問題ではないか」と問いかけた。

「韓国の経済水準はすでに日本に追いついており、何よりも文化的には日本を追い抜いたと世界で評価されているという事実を考えれば、なおさらだ」とも指摘し、韓国社会の急進的な反日の動きを疑問視した。

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