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金正恩氏が自爆型無人機の量産指示 攻撃試験を初公開、AI活用も強調

産経ニュース / 2024年8月26日 10時26分

【ソウル=桜井紀雄】北朝鮮メディアは26日、金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党総書記が24日に兵器開発を担う国防科学院傘下の無人機研究所を訪れ、各種無人機(ドローン)の性能試験を視察したと報じた。金氏は偵察や多目的攻撃型の無人機だけでなく、特殊部隊でも利用できる各種の自爆型無人機を「さらに多く開発、生産すべきだ」と命じた。

自爆型無人機による攻撃試験の写真も初めて公開された。金氏は「世界の軍事科学の趨勢(すうせい)や戦場での実績から見てさまざまなタイプの無人機を開発し、性能を高めることが重要だ」と強調。「一日も早く軍部隊に装備させるべきだ」と述べた。自爆攻撃型の水中無人艇の開発推進や人工知能(AI)技術の無人機への積極導入も指示した。

試験では、各種無人機が設定ルートに沿って飛び、「全て指定された標的を正確に識別して打撃、掃滅した」としている。公開された写真では、白く塗装された金氏の背丈と同程度の2種の無人機があった。韓国メディアは、いずれもイスラエル製の自爆型無人攻撃機に類似し、爆破した標的は、韓国のK2戦車などを模していたと伝えた。

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