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知日派は忠清道から? 「古代の百済で日本に親近感」 ソウルからヨボセヨ

産経ニュース / 2024年8月10日 7時0分

新しい駐日韓国大使になった朴喆熙(パク・チョルヒ)氏(61)はソウル大日本研究所長などを務めた代表的知日派だ。日本赴任を前に外交官OBや学者、記者など知人による歓送会があった。知日派の同窓会みたいな雰囲気だったが、そこで新大使の故郷が私的に話題になった。韓国中部の忠清北道(チュンチョンプクト)忠州(チュンジュ)出身ということで「韓国の知日派は忠清道全盛時代だねえ」と話がはずんだのだ。

そういえば同じく知日派学者の尹徳敏(ユン・ドンミン)前大使も生まれはソウルだが父は忠清道出身だし、同席していた鄭在貞(チョン・ジェジョン)元東北アジア歴史財団理事長や李元徳(イ・ウォンドク)国民大日本学研究所長も忠清道だ。それに歓送会を呼び掛けた東西大学日本研究センター・ソウル事務所長の鄭求宗(チョン・グジョン)元東亜日報東京支局長自身が忠清道である。ついでに「尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領だって生まれはソウルだが父は忠清道出身だよ」とも。

話のオチは「忠清道は古代の百済だから日本には親近感があるんだよ」となったが、忠清道の気質は伝統的には「清風明月」とされ南部の慶尚道の「泰山嶠嶽」などとは違ってどこか涼やかだ。

新大使にがんばってもらい日韓関係も涼やかに安定してほしいものだが、さて。今回、大阪総領事にも知日派学者の陳昌洙(チン・チャンス)氏が赴任したが彼は南東部の釜山出身。こちらも日本とは縁が深い都市だ。(黒田勝弘)

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