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無人島だった竹島に家ネズミが大繁殖、韓国占拠のツケ重く 美しい自然取り戻せ ソウルからヨボセヨ

産経ニュース / 2024年12月21日 7時0分

韓国での報道によると日本海の孤島、竹島(韓国では〝独島(トクト)〟といっているが)でこのところ野生化した家ネズミが大繁殖し、生態系に影響を与えているという。もともと、島にはいなかったので明らかに外部から持ち込まれた結果である。それ見たことか、といわざるを得ない。

岩礁のような竹島は人が住めないので家ネズミもいない無人島だった。それが1950年代に韓国側が領有権を主張し占拠して以来、有人化が進んだ。当初は警察警備隊が交代勤務で駐在する程度だったが、90年代に金泳三(キム・ヨンサム)政権が埠頭(ふとう)を造って人や荷物の往来が増えた。とくに盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権(2003~8年)は民間人の往来を認め観光地化したため、毎年数万人以上が訪れ〝反日愛国イベント〟を楽しむようになった。

当局は駆除など対策に頭を悩ませているというが、解決方法は簡単(?)だ。島を無人化し、人と荷物の往来をやめることだ。

そして警備隊施設やレーダーサイト、埠頭など人工的施設物を全部撤去し、できればユネスコの世界自然遺産に登録申請も考えてみては?

「美しいわが独島!」などといわれているわりには島の自然は愛国運動で傷だらけなのだ。ネズミ退治とともに早く無人化を進めないと、いつも強調されている「美しい自然」は戻らないのでは。(黒田勝弘)

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