韓国の家事管理士とは フィリピン女性ヘルパー100人就業、育児を支援 ソウルからヨボセヨ
産経ニュース / 2024年9月28日 7時0分
韓国政府とソウル市は人手不足対策の一環として今月からフィリピン女性の家事ヘルパー100人を初めて就業させた。今回は半年間のテストケースで、来年から1200人を誘致する計画とか。主な働き場所は12歳以下の子供がいる子育て家庭や出産予定の家庭になっており、育児支援の意味が強い。
共働き夫婦やキャリアウーマンなど経済的余裕のある家庭を中心に5倍近い雇用希望があり、とくにフィリピン女性は英語ができるので子供の英語教育にもなると人気だという。へルパーたちは寄宿舎から通勤し、家庭の希望によるが、勤務は時間単位で、8時間勤務だと月収は25万円以上になる。ただ仕事は育児がらみに限定され、家族全体にかかわる掃除、洗濯、炊事、ゴミ出しなどは除外されているため今後、トラブルも予想されるとか。
外国人ヘルパーが介護や医療分野ではなく家事支援からというのは、韓国的な先進国化の風景だろうか。それにこの家事ヘルパーの公式名称は「家事管理士(カサクァルリサ)」である。韓国ではお手伝いさんのことを昔は「食母(シンモ)」といいその後、「家政婦(カジョンブ)」に格上げ(?)され、近年は「家事トウミ(お手伝い)」などと称していたが、昨年からは政府決定で「家事管理士」と呼ばれるようになった。さらなる格上げである。(黒田勝弘)
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