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韓国が新人事で安保の司令塔強化へ、外交安保特別補佐官を新設

産経ニュース / 2024年8月12日 18時14分

【ソウル=桜井紀雄】韓国の尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領は12日、次期国防相候補に金竜顕(キム・ヨンヒョン)大統領警護処長を指名した。申源湜(シン・ウォンシク)現国防相を外交・安全保障政策の要である大統領府国家安保室長に充て、張虎鎮(チャン・ホジン)現国家安保室長を、新設される外交安保特別補佐官に起用する。

北朝鮮がロシアと軍事協力を深め、核・ミサイル開発を加速させるなど、安保情勢が厳しさを増す中、尹氏の意を受けた安保政策をより迅速に実行に移す布陣を強化した。申氏が進めてきた日本や米国との安保協力を深化させる路線も維持・拡大していく見通しだ。

金氏は韓国軍合同参謀本部作戦本部長などの要職を歴任。鄭鎮碩(チョン・ジンソク)大統領秘書室長は、金氏が警護処長も務め、軍統帥権者である尹氏の「意中を誰よりもよく理解している」と説明した。金氏は「大統領の意思を受け、強い力に基づく安保体制を築く」と強調した。金氏は国会人事聴聞会を経て正式に任命される。

外交官出身の張氏は米国通として知られるが、尹政権の初代駐ロシア大使を務めるなど、ロシア情勢にも通じている。

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