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「後戻りしない韓日関係構築する」 韓国の新駐日大使が着任、国交正常化60年控え意気込み

産経ニュース / 2024年8月9日 12時50分

9日、東京・羽田空港に到着した朴喆熙駐日韓国大使夫妻(石川有紀撮影)

韓国の朴喆熙(パク・チョルヒ)駐日大使が9日、着任し、東京・羽田空港で記者団の取材に応じた。朴氏は「来年は韓国と日本が国交正常化60周年を迎える。両国関係をより一層アップグレードさせ、新たな未来を切り開くチャンス」と意気込みを語った。

朴氏は、ソウル大国際大学院長や外務省傘下の政策研究機関、国立外交院の院長などを務めた日本研究者。尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領の選挙陣営では外交ブレーンとして対日政策の公約策定に深く関わったとされる。

日本政界の人脈も広く、尹政権発足直前の2022年4月には、政策協議代表団の一員として岸田文雄首相を表敬している。

朴氏はこの日、「尹政権発足後、首脳間の強い信頼と協力関係を基に韓日関係が新たな段階に突入した」と両国関係の改善を強調。今年、両国民の人的交流が1千万人を超えるとの見通しを示し、「この機運を生かし、揺るがない、後戻りしない韓日関係を構築するのが私の使命」と述べた。

韓国メディアでは、朴氏の駐日大使任命について、国交正常化60周年に合わせた新たな共同宣言締結などを視野に、「〝未来志向的な韓日関係〟の青写真を具体化する役割を果たす」(朝鮮日報)などと伝えられている。(石川有紀)

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