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国連要員が負傷、イスラエルへ非難高まる「正当化できない」 ガザでは空爆、20人死亡

産経ニュース / 2024年10月12日 13時32分

【タバ(エジプト北東部)=佐藤貴生】イスラエル軍の発砲で国連レバノン暫定軍(UNIFIL)の監視塔が倒壊して兵士2人が負傷したことを受け、イスラエル軍は11日、X(旧ツイッター)に投稿して釈明した。レバノンの親イラン民兵組織ヒズボラがUNIFILの要員を危険にさらすため、意図的に監視塔に接近して攻撃してきたとしている。

UNIFILに要員を派遣するフランスとイタリア、スペインは、攻撃は「正当化できない」とする共同声明を出した。バイデン米大統領もイスラエルにUNIFILへの攻撃の自制を求めるなど、国際的に非難が高まっている。

UNIFILは10日、レバノン南部ナクラの本部の監視塔がイスラエル軍戦車の発砲で倒壊し、兵士2人が負傷したと発表した。

イスラエル軍のハレビ参謀総長は11日、ヒズボラとの交戦を受けて避難している北部の住民が安全に帰還できるようになるまで、戦闘を続けると述べた。レバノン政府によると120万人超が避難民となり、2100人以上が死亡した。

イスラエル軍はパレスチナ自治区ガザでも攻撃を続け、11日には北部のジャバリア難民キャンプで空爆により少なくとも20人が死亡した。この日のガザ全域の死者数は計61人に上ったという。

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