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イスラエルで停戦求めゼネスト、大規模反政府デモも ガザでのポリオワクチン接種は2日目

産経ニュース / 2024年9月2日 19時22分

【カイロ=佐藤貴生】イスラエルで2日、国内最大の労働組合が主導する大規模なゼネストが行われた。イスラム原理主義組織ハマスに連行された人質救出のため、停戦合意を早期に結ぶよう政府に要求した。1日にはパレスチナ自治区で人質6人の遺体が発見されたと発表され、国内各地で反政府デモも起きた。人質への対応を巡りネタニヤフ首相への批判が高まっている。

イスラエルメディアによると、ゼネストは2日午前6時に始まり、国際空港では航空機が離陸せず地上にとどまる様子もみられた。バスも運休し、西部の商都テルアビブなどでは一部の行政サービスも停止する見込み。社会活動に大きな影響が出る可能性がある。

各地で行われた1日のデモには総勢50万人が参加したとも報じられた。テルアビブ中心部はデモ参加者で埋まり、エルサレムの首相宅前ではデモ隊がネタニヤフ氏を批判した。デモ隊は幹線道を封鎖するなどして警官隊と衝突、約30人が一時拘束されたもよう。テルアビブでは2日もデモ行進などが行われた。

ネタニヤフ氏とハマスは、停戦が成立しないのは相手のせいだと互いに相手を罵り合っている。

一方、ガザ中部では2日、ポリオ(小児まひ)の拡大阻止に向けたワクチン接種が2日目を迎えた。ガザ当局によると、初日の1日には7万2600人超の子供が接種を済ませた。イスラエルとハマスは期間中の戦闘の一時休止で合意した。イスラエルは接種に関連する移動については「人道回廊」を設けるとした。ロイター通信は1日、イスラエル軍が北部ガザ市や南部ハンユニスで攻撃を続けたと報じた。

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