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イスラエル選手団のパリ五輪参加「歓迎する」と仏外相 パレスチナ側の排除要求退ける

産経ニュース / 2024年7月23日 10時2分

パリ五輪開幕を前に、フランスのセジュルネ外相は22日、「仏政府は、イスラエルの参加を歓迎する」と発言した。パレスチナ側は国際オリンピック委員会(IOC)に対し、ガザ攻撃を続けるイスラエルを五輪から除外するよう求めているが、大会主催国として要求を退けた形だ。

セジュルネ氏の発言は、ブリュッセルで欧州連合(EU)外相理事会出席にあわせて行われた。イスラエルのカッツ外相に電話をかけ、「代表団の安全を守る」と直接伝える意向も示した。

イスラエルのパリ五輪参加を巡っては、フランスの左派野党議員がパレスチナ支持の立場から「歓迎されない」と述べ、波紋を広げていた。「ウクライナを侵略するロシアと同じように扱うべきだ」という声も出た。IOCは、ロシアについては国を代表しない「中立した個人選手」の参加にとどめ、表彰式で国旗を掲揚せず、国歌も流さない。

イスラエルはパリ五輪に88人の選手を派遣する。同国の英字紙エルサレム・ポストによると、選手には殺害予告など電子メールによる脅迫が相次いでいる。1972年のミュンヘン五輪で、パレスチナ過激派の襲撃によってイスラエル選手やコーチ計11人が殺害された事件があったことに触れ、「同じことが起きる」と警告するメッセージもあるという。仏政府は、イスラエル選手と随行員を24時間体制で警備する方針を示している。

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