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イスラエルとヒズボラの停戦合意、2月中旬まで延長 22人が死亡 「合意違反」双方が非難

産経ニュース / 2025年1月27日 17時32分

【カイロ=佐藤貴生】米ホワイトハウスは26日、イスラエルとレバノンの親イラン民兵組織ヒズボラを巡る停戦合意は2月18日まで継続されるとする声明を出した。レバノン保健省によると、1月26日にはイスラエル軍の攻撃でレバノン軍兵士1人を含む22人が死亡、124人が負傷し、緊張が高まっていた。

停戦合意に基づくイスラエル軍とヒズボラのレバノン南部からの撤収期限は当初、1月26日とされたが、イスラエル軍は残留して攻撃を続け、南部に戻ろうとした人々が被害に遭ったもよう。

イスラエル軍は、南部ではヒズボラの兵器撤去とレバノン軍の展開という合意が履行されていないと主張。レバノン軍も合意違反だとしてイスラエルを非難した。

イスラエルとヒズボラの交戦は2023年10月に始まり、イスラエル軍は昨秋、レバノンに地上侵攻。停戦合意は昨年11月27日に発効した。60日の期間中にイスラエル軍がレバノン南部から撤収し、ヒズボラも南部を流れるリタニ川より北側に移動。南部にはレバノン軍が展開し、米仏などが履行状況を監視するとの内容だった。

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