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イラン大統領選、きょう決選投票 保守強硬派か改革派か 最新の調査では改革派がリード

産経ニュース / 2024年7月5日 11時8分

イラン大統領選で一票を投じる有権者=6月28日、テヘラン市内の投票所(佐藤貴生撮影)

【カイロ=佐藤貴生】ヘリコプター墜落で5月に事故死したライシ大統領の後継を選ぶイラン大統領選の決選投票が5日に行われる。ライシ師同様、欧米との対立も辞さない保守強硬派と、国際協調を模索する改革派の対決で、結果はイラン外交の行方にも影響を与える可能性がある。

6月28日の1回目投票は、改革派のペゼシュキアン元保健相(69)が得票率42・45%で首位になり、保守強硬派のジャリリ最高安全保障委員会元事務局長(58)が38・61%で2位だった。過半数を制した候補はおらず、2人が決選投票に進んだ。

ペゼシュキアン氏は、イランが核開発を制限する見返りに欧米が制裁を一部緩和する2015年締結の「核合意」の再建を掲げる。2年前に女性らが大規模デモを起こしたスカーフ(ヘジャブ)の着用義務にも懐疑的な立場だ。一方、ジャリリ氏は核合意などで米国に妥協することを排し、女性のヘジャブ着用義務を支持している。

政府系世論調査機関「ISPA」は4日、最新の世論調査の結果として、ペゼシュキアン氏の支持率は49・5%で、ジャリリ氏は43・9%だったと発表した。

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