ガザ停戦で4回目の身柄交換 人質3人解放、負傷者搬送で2月1日に検問所再開か
産経ニュース / 2025年2月1日 18時40分
【カイロ=佐藤貴生】イスラム原理主義組織ハマスは1日、パレスチナ自治区ガザを巡るイスラエルとの停戦合意に基づき、解放を仲介する赤十字国際委員会(ICRC)に人質3人の身柄を引き渡した。中東の衛星テレビ局アルジャジーラが伝えた。イスラエルは拘束・収監したパレスチナ人約180人を釈放する見通し。1月19日の停戦発効以来、身柄交換は4回目。
イスラエル有力紙ハーレツ(電子版)によると、解放されたのは35~65歳の男性3人。うち2人は先行してガザ南部ハンユニスで解放され、もう1人は北部のガザ市で解放された。
1月30日の3回目の解放の際は大勢のガザの住民が現場に押し寄せて混乱したが、2月1日の引き渡しは覆面した武装戦闘員らにより整然と行われた。
1日にはガザとエジプトの境界に位置し、イスラエル軍が封鎖していたラファ検問所が再開される可能性がある。ガザの病人や負傷者に域外で治療を受けさせるのが目的で、パレスチナ自治政府と欧州連合(EU)が監視に当たる。
停戦合意では、第1段階の6週間でハマスはイスラエル人33人を段階的に解放する。これまでに計13人が解放された。イスラエルはパレスチナ人計400人を釈放した。
第2段階の詳細な内容を決める協議は近く始まるもようだ。イスラエル軍のガザ撤収による停戦の恒久化を目指すもので、協議は難航も予想される。
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