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オマーンでシーア派モスク襲撃 30人超が死傷 ISが犯行認める

産経ニュース / 2024年7月17日 17時33分

【カイロ=佐藤貴生】オマーンの首都マスカットで15日、イスラム教シーア派のモスク(礼拝所)が襲撃されて6人が死亡する事件があり、スンニ派過激組織「イスラム国」(IS)が16日、犯行を認める声明を出した。AP通信によると、ISがオマーンの事件で犯行を認めたのは初。

ISは3月、ロシア・モスクワ郊外で140人超が死亡した銃乱射テロや、1月に80人以上が死亡したイラン南東部の連続爆弾テロで犯行を認めた。2019年にイラクやシリアの支配地域を失い壊滅状態になったが、組織の再構築の進展をうかがわせる。

モスクは15日夜に実行犯3人に銃撃され、ロイター通信はパキスタン人4人、インド人1人と警官1人が死亡し、28人が負傷したと報じた。実行犯の3人も死亡したとしている。

この夜はシーア派最大の行事「アシュラ」が始まった日で、ISは集結した信徒を襲ったと述べた。シーア派とスンニ派の宗派対立をあおる狙いとみられる。

IS系通信社がインターネット上に公表した犯行時の様子とされる動画では、現場は住宅が密集する市街地。インターナショナルスクールにも近いという。

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