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米高官、ガザ停戦になお期待 イスラエル首相は人質1人救出受け軍事作戦の継続示唆

産経ニュース / 2024年8月28日 17時43分

【カイロ=佐藤貴生】イスラエルとイスラム原理主義組織ハマスの停戦協議は28日、カタールの首都ドーハで実務者レベルで行われる。AP通信が報じた。エジプトの首都カイロで25日に行われた高官協議は進展がなかったが、カービー米大統領補佐官は27日、「各当事者はなお(協議に)関与している」と述べ、停戦実現に期待を示した。

イスラエル軍は27日、昨年10月のハマスによる奇襲の際に連行され、人質になった男性(52)をパレスチナ自治区ガザ南部の地下トンネルで発見、救出したと発表した。健康状態は安定しているという。ロイター通信によると、男性は「太陽はほぼ8カ月みなかった」と話し、別の人質が目の前で死亡したこともあったと語っている。

イスラエルのネタニヤフ首相は救出を受け、人質解放と停戦交渉で成果を得るには軍事的圧力が欠かせないと持論を繰り返した。奇襲からまもなく1年になるが、ガザにはまだ100人超の人質がおり、うち数十人はすでに死亡したともいわれる。

人質の家族らで作る団体は軍事作戦だけでは人質は助けられないとし、ハマスなどとの合意が「前進する唯一の方法」だと訴えた。

一方、イスラエル軍はパレスチナ自治区ヨルダン川西岸で武装勢力の掃討作戦を強化した。中東の衛星テレビ局アルジャジーラ(電子版)は28日、少なくともパレスチナ人9人が死亡し、「ここ20年近くで最大規模の急襲作戦」が進行中だと報じた。

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