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ガザ休戦を目指す間接協議、10日再開 CIAやモサドの長官参加も進展は不透明

産経ニュース / 2024年7月10日 11時50分

【カイロ=佐藤貴生】イスラエルとイスラム原理主義組織ハマスの休戦を目指す間接協議が10日、カタールの首都ドーハで再開される。米国の中央情報局(CIA)のバーンズ長官、イスラエルの対外特務機関モサドのバルネア長官のほか、エジプトからも情報機関トップが加わる。ロイター通信が伝えた。

ハマスが先週、休戦案を巡り譲歩する意向を示して協議は前進の兆しが出ていた。ただ、イスラエルのネタニヤフ首相は「目的を達成できない場合、戦闘を再開できるといった条件が不可欠だ」と主張。8日にはイスラエル軍がパレスチナ自治区ガザ北部のガザ市への攻撃を強化し、ハマスの指導者ハニヤ氏は協議が「振り出しに戻る」と警告した。休戦に向け進展がみられるかは不透明。

イスラエル軍は8日、ガザ市のほか南部ラファや中部も攻撃し、40人以上が死亡したもよう。ハマス側は9日、ガザ南部ハンユニス郊外に並ぶ避難民用テントが軍に爆撃されて29人が死亡したと述べた。軍はガザ市中心部に戦車を前進させ、ハマスや共闘するガザの過激派「イスラム聖戦」は迫撃砲や対戦車ミサイルで応戦して激戦になったとしている。

戦闘激化を受け、ガザ市からは多数の住民が避難している。ある女性はロイターに、市内の自宅から避難するのは「7回目」だと語った。イスラエル軍は昨年10月のハマスとの戦闘開始後、早い段階でガザ市に激しい攻撃を加えている。

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