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イスラエル軍が撤収期限後もレバノン南部に駐留、22人が死亡「停戦合意違反」双方が非難

産経ニュース / 2025年1月27日 9時15分

【カイロ=佐藤貴生】イスラエルとレバノンの親イラン民兵組織ヒズボラを巡る停戦合意は26日、両者がレバノン南部から撤収する期限を迎えた。イスラエル軍は期限切れの後も南部に駐留して攻撃を続け、レバノン保健省によると兵士1人を含む22人が死亡、124人が負傷した。多数の民間人が南部に戻ろうとして被害に遭ったもよう。

イスラエル軍は、レバノン南部ではヒズボラの兵器撤去とレバノン軍の展開という停戦合意が履行されていないとし、期限後も駐留を続ける方針を示唆していた。レバノン軍は合意違反だとしてイスラエルを非難した。ロイター通信によると、イスラエルは駐留延長の期間を明言していない。

イスラエルとヒズボラの交戦は2023年10月に始まり、イスラエルは昨秋、レバノンに地上侵攻した。

停戦合意は昨年11月27日に発効した。60日の期間中にイスラエル軍がレバノン南部から撤収し、ヒズボラも南部を流れるリタニ川より北側に移動。南部にはレバノン軍が展開し、米仏などが履行状況を監視するとの内容。

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