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ハマス、停戦協議再開に消極姿勢 「過去の合意履行が先」 イラン、大規模攻撃準備か

産経ニュース / 2024年8月12日 18時51分

【カイロ=佐藤貴生】イスラム原理主義組織ハマスは11日、米国など3カ国がイスラエルとの停戦協議を15日から再開するよう求めたことについて、「協議に進むより、(イスラエルに)過去の合意を履行させるべきだ」とする声明を発表し、消極姿勢を示した。

ハマスは7月2日の合意の履行を求めたが、詳細は不明。ハマスはイスラエルが最高指導者ハニヤ氏を殺害し、パレスチナ自治区ガザで学校を爆撃して約100人が死亡したと非難し、協議を再開すれば「侵略行為を覆い隠す」ことになるとした。

ハニヤ氏を自国内で殺害されたイランとハマスは、イスラエルへの報復を明言。米ニュースサイト、アクシオスは11日、イスラエル情報機関が報復攻撃は「数日以内」と分析していると報じた。停戦協議再開を目指す15日より前だという。

分析では、イスラエルに幹部を殺害されたレバノンの親イラン民兵組織ヒズボラが口火を切り、イランが後に続くことが想定されているが、イラン国内で議論が続いており、変更もあるとした。

アクシオスによると、イスラエルのガラント国防相は11日、オースティン米国防長官との電話会談で、イランが大規模な攻撃を準備していると述べた。オースティン氏はイスラエル防衛強化のため、巡航ミサイル原子力潜水艦ジョージアの中東地域への派遣を命じた。

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