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ガザ停戦で3回目の身柄交換、タイ人5人も解放か UNRWA活動禁止法は施行日迎える

産経ニュース / 2025年1月30日 18時18分

【カイロ=佐藤貴生】イスラム原理主義組織ハマスは30日、パレスチナ自治区ガザを巡りイスラエルとの間で19日に成立した停戦合意に基づき、3回目の人質解放を始めた。この日はイスラエル人3人を解放する予定で、うち女性1人の身柄が仲介する赤十字国際委員会(ICRC)に30日朝、引き渡された。イスラエルは引き換えに投獄したパレスチナ人110人を釈放すると報じられる。

ガザで拘束されていた出稼ぎ労働者のタイ人5人も、身柄交換の合意の枠外で引き渡されるもよう。

イスラエル有力紙ハーレツ(電子版)によると、解放されるイスラエル人は20代の女性2人と80歳の男性1人。女性は軍兵士と民間人で、イスラエルは25日の身柄交換でこの民間人女性の解放を求めたが実現せず、合意違反だとしてガザを南北に結ぶ道路を一時封鎖。推計65万人の北部住民の自宅への帰還が遅れた。

ハマスは30日も解放に先立ち、ガザ北部のジャバリヤ難民キャンプや南部ハンユニスに大勢の住民やハマスの武装戦闘員が集まる様子を公表した。ガザの広い範囲を実効支配していると誇示する狙いとみられる。

イスラエルでは30日、国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)の活動を禁止する新法の施行日を迎えた。政府当局との接触も禁止され、UNRWA側はガザなどのパレスチナ人支援に深刻な影響が出るとしている。米国はUNRWAの主張は「誇張だ」としてイスラエルを支持する姿勢を示した。

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