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イスラエルとレバノンが停戦で大筋合意か、ヒズボラは不明 バイデン米政権が仲介

産経ニュース / 2024年11月25日 23時53分

レバノンの首都ベイルートの南郊ダヒエで、イスラエル軍の空爆により煙が立ちのぼった =11月25日(AP)

【カイロ=佐藤貴生】イスラエルとレバノンの親イラン民兵組織ヒズボラの戦闘を巡り、ロイター通信は25日、米ニュースサイトのアクシオスの情報として、イスラエルとレバノンが停戦の条件で大筋合意したと伝えた。ヒズボラが合意したかは不明。

停戦はバイデン米政権が仲介し、最近も特使を中東に派遣して調整を進めていた。当初の案は60日間の停戦期間を設け、イスラエル軍がレバノンから撤収することなどが含まれていたとされる。

イスラエルは国境周辺からのヒズボラの撤収などを要求し、履行されない場合にはレバノン領を攻撃する権利を保証するよう求め、交渉の障害になっているとも報じられた。

イスラエル軍は昨年10月にヒズボラとの戦闘を開始し、今年9月にはレバノンでヒズボラ指導者ナスララ師を殺害。さらに地上侵攻して攻勢を強めていた。

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