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40カ国が非難声明 イスラエルによるレバノン暫定軍への拠点攻撃

産経ニュース / 2024年10月13日 18時23分

【カイロ=佐藤貴生】イスラエル軍と親イラン民兵組織ヒズボラの戦闘が続くレバノンで、南部ナクラに本部がある国連レバノン暫定軍(UNIFIL)は12日、付近の戦闘で新たに要員が負傷したと述べた。誰が攻撃したかは不明だとしている。英BBC放送(電子版)によると負傷者の発表は3日連続で5人目となった。

10日はナクラでインドネシア人2人、11日はスリランカ人2人の要員が負傷した。いずれもイスラエル軍の攻撃によるものとされ、UNIFILに要員を派遣する英仏独中など約40カ国は12日、攻撃を「強く非難する」との共同声明を出した。イスラエルへの国際的批判が高まっている。

イスラエル軍は12日もレバノンの首都ベイルートなどを爆撃した。レバノンに拠点があるヒズボラも多数のロケット弾などをイスラエル側に撃ち込み、激戦が続いているもようだ。

ロイター通信によるとイスラエル軍は12日、パレスチナ自治区ガザ北部の難民キャンプがあるジャバリヤ地区にも激しい攻撃を行った。12日にはガザ全域で少なくとも29人が死亡したという。

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