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イスラエル軍、ガザの学校相次ぎ攻撃 国連機関「国際法無視」と非難

産経ニュース / 2024年7月17日 8時46分

【カイロ=佐藤貴生】パレスチナ自治区ガザで、イスラエル軍による学校施設への攻撃が相次いでいる。ガザ当局は16日、中部ヌセイラトの学校が空爆されて少なくとも8人が死亡したと発表した。攻撃された学校の多くを運営する国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)は16日、「明らかな(国際)人道法の無視をやめなくてはならない」と非難した。

UNRWAは16日、X(旧ツイッター)への投稿で、「この10日のうちに5つの学校が攻撃された」と投稿した。15日は北部の主要都市ガザ市で学校に避難していた住民が被害に遭ったとし、14日のヌセイラトの学校への攻撃では20人以上が死亡したとされる。

UNRWAによると、昨年10月のイスラエルとイスラム原理主義組織ハマスの戦闘が始まって以降、ガザで運営する学校の70%近くが攻撃された。うち95%以上は避難住民のシェルターとして使用されていた。UNRWAの施設に避難していた際に殺害された住民は約540人に上るという。

ロイター通信によると、イスラエル軍は学校への攻撃は施設内から軍事作戦を行っている「テロリスト」の集団が対象で、民間への被害を防ぐ手段を取っていると主張している。

ラザリニ事務局長は15日、ガザのUNRWA本部施設が戦闘の現場になったとし、大半が破壊された建物の写真をXに投稿した。「国際人道法が無視されていることを示すもう一つの事例だ。いかなる戦争にもルールがある」と非難した。

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