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イスラエル軍、レバノンで爆撃継続 ガザ戦闘7日で1年 中東地域への紛争拡大懸念強まる

産経ニュース / 2024年10月6日 21時3分

【テルアビブ=佐藤貴生】イスラエル軍は5日から6日にかけ、親イラン民兵組織ヒズボラを標的にレバノンの首都ベイルート南郊に激しい爆撃を行った。イスラエル軍とイスラム原理主義ハマスがパレスチナ自治区ガザで戦闘を始めて7日で1年。紛争の収束は見えず、中東地域に拡大する懸念が強まっている。

イスラエル軍は5日、レバノン北部の港湾都市トリポリの難民キャンプを爆撃し、ハマスのメンバーを殺害したもよう。軍報道官は5日、レバノン南部の地上侵攻でヒズボラ戦闘員440人を殺害し、2千カ所の攻撃目標を破壊したと述べた。

イスラエルとハマスの戦闘は昨年10月7日、ガザを支配するハマスがイスラエルを奇襲したことで始まった。イスラエル軍は地上侵攻し、ガザ全域をほぼ掌握。ただ、なお約100人がハマスに人質にされたままだ。一方、ガザ側の死者は4万人を超え、避難民は人口の9割にあたる190万人以上に上る。

ハマスの指導者ハニヤ氏は今年7月末、イランの首都テヘランで暗殺され、イランはイスラエルによる殺害と断定。ヒズボラに攻撃されていたイスラエルは9月下旬、その指導者ナスララ師も空爆で殺害し、レバノン南部に侵攻した。イランは今月1日にイスラエルに向けミサイル約180発を発射し、イスラエルは報復を検討している。

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