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イラン大統領選投票、3人の混戦に 過半数獲得者いなければ決選投票

産経ニュース / 2024年6月28日 17時44分

イラン大統領選で一票を投じる有権者=28日、テヘラン市内の投票所(佐藤貴生撮影)

【テヘラン=佐藤貴生】ヘリコプターの墜落で事故死したライシ大統領の後継を選ぶイラン大統領選の投票が28日行われた。出馬が認められた6人のうち2人が27日までに辞退し、4人が争っている。欧米との協調に否定的な保守強硬派がライシ師の跡を継いでポストを維持するか、改革派が奪回するかが焦点だ。

国内の複数の世論調査では、唯一の改革派候補であるペゼシュキアン元保健相(69)がやや優勢で、ガリバフ国会議長(62)とジャリリ最高安全保障委員会元事務局長(58)の保守強硬派2人が追う構図となっている。

ペゼシュキアン氏に投票したというコンサルタントの女性、シリーンさん(33)は「女性の権利向上や収入など格差解消の実現に期待している」と話した。一方、ジャリリ氏に投票したという男子大学生、ムハンマドアリーさん(23)は「彼はイランの将来を最も真剣に考えている候補だ」と理由を語った。

投票総数の過半数を獲得する候補がいなければ、上位2人による決選投票が7月5日に行われる。有権者は6100万人超。

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