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ミサイルか仕掛け爆弾か ハマス指導者ハニヤ氏殺害方法の謎

産経ニュース / 2024年8月2日 20時22分

【カイロ=佐藤貴生】イスラム原理主義組織ハマスの最高指導者ハニヤ氏はイラン訪問中の7月31日に殺害された。ミサイルのほか仕掛け爆弾が使われたとの説もあり、その方法は判然としていない。

ロイター通信はハニヤ氏が殺害された31日、首都テヘランの滞在先に午前2時ごろ「飛翔(ひしょう)体」が撃ち込まれ、死亡したと伝えた。イランメディアの多くも「ロケット弾かミサイル」が使われたと報じているもようだ。

一方、1日付の米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は米国やイランなどの当局者7人の証言を基に、殺害に使われたのは仕掛け爆弾で、ハニヤ氏の宿泊施設には約2カ月前に搬入されて隠されていたと報じた。

テヘラン北部の宿泊施設は革命防衛隊が管理しており、厳重な警備の中、ハニヤ氏が居室にいることを確認した上で遠隔で起爆された。ハニヤ氏は即死したが隣室に大した損傷はなく、「標的を狙った正確な計画」だった。

イスラエルは事件直後、米政府などに詳細を説明した。ハニヤ氏はカタールに居住しているが、同国はハマスとの停戦協議を仲介しており、「イスラエルは海外での暗殺を決めた」という。

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