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横浜開催の第9回アフリカ開発会議に向けて推進協議会設立 産学官で開催支援

産経ニュース / 2024年5月9日 14時46分

アフリカ開発会議の横浜開催に向けた協議会の会長を務める山中竹春市長(中央)ら=9日、横浜市西区

2025年8月に横浜市で開催される第9回アフリカ開発会議(TICAD)に向けて機運を高めようと、同市や神奈川県、横浜商工会議所などによる開催推進協議会が9日、設立総会を開いた。産学官が連携してTICAD開催支援などに取り組むことを確認した。

協議会では山中竹春市長を会長とし、黒岩祐治知事が特別顧問を務める。同市は開催都市として、市民向けの広報や関連イベントなどを手掛ける。脱炭素社会への転換に向けたグリーントランスフォーメーション(GX)の認知度向上や、アフリカとのビジネス機会の創出、次世代人材の育成などの取り組みも発信するとしている。

山中市長は「アフリカの開発課題に取り組む重要な会議ととらえ、市の取り組みを幅広く発信していく」とあいさつ。黒岩知事も「アフリカ各国から横浜、神奈川に集まってくる。温かい心をもってお迎えしたい」と開催を後押しする姿勢を示した。

駐日アフリカ外交団長のエスティファノス・アフォワキ駐日エリトリア大使は「TICADの30年の歴史の中で、今、平和と安定が明らかに危機にひんしている。さらなる悲劇的な世界規模の人道危機を回避するために建設的な議論を期待したい」と述べた。

TICADは冷戦後のアフリカの開発について議論する国際会議で、1993年に日本が主導して始まった。今回の日程は2025年8月20~22日まで。横浜市での開催は2008年の第4回、13年の第5回、19年の第7回に続き、今回で4回目となる。

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