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米軍、フーシ派の地下武器貯蔵庫を爆撃 イスラエル軍はレバノン攻撃、市長ら16人死亡

産経ニュース / 2024年10月17日 17時27分

【カイロ=佐藤貴生】米軍は16日、イエメンの親イラン民兵組織フーシ派の地下の武器貯蔵施設5カ所を爆撃した。オースティン米国防長官が発表した。米CNNテレビ(電子版)によると、米軍のフーシ派攻撃開始以来、初めてB2ステルス爆撃機が投入された。施設には紅海周辺を航行する船舶への攻撃に使われる「高度な通常兵器」が保管されていたという。

ロイター通信によると、フーシ派はイスラエルと戦うイスラム原理主義組織ハマスを支持し、昨年11月から百回近くイスラエル関連などの船舶を攻撃した。

親イラン民兵組織ヒズボラと戦うイスラエル軍は16日、レバノン南部ナバティエの行政庁舎を空爆し、市長ら16人が死亡して50人以上が負傷した。レバノンのミカティ暫定首相は「行われていた会議を意図的に狙った」攻撃だと非難した。

イスラエルは16日、食料や水、医薬品などの人道支援物資を積んだトラック50台のパレスチナ自治区ガザ北部への入域を許可した。国連によると北部には2日から15日まで食料が搬入されていなかった。バイデン米政権は30日以内に人権状況を改善するよう求め、実現できなければイスラエルへの軍事支援に影響が出ると警告していた。

ニュースサイト、タイムズ・オブ・イスラエルは17日、イラン革命防衛隊のサラミ司令官が、イランを攻撃したら「痛ましいほど報復する」と述べてイスラエルを牽制(けんせい)したと伝えた。

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