イスラエル首相、トランプ氏と「温かく友好的」な電話会談 イランは対抗姿勢を鮮明に
産経ニュース / 2024年11月7日 17時46分
【カイロ=佐藤貴生】イスラエルのネタニヤフ首相は6日、米大統領選で勝利したトランプ前大統領と電話で会談し、祝意を伝えた。首相府の発表では、ネタニヤフ氏はトランプ氏の勝利後、最も早く会談した首脳の1人。会談は「温かく友好的」な雰囲気で行われ、両者はイスラエルの安全確保に向けて協力することで合意した。イランの軍事的脅威についても協議したという。
トランプ氏の勝利を受け、イランの反米保守強硬派の牙城である革命防衛隊の幹部は6日、イスラエルと対決する用意はできていると述べた。また、米・イスラエルによるイランへの先制攻撃もあり得るとして対抗姿勢を鮮明にした。ロイター通信がイランの通信社の報道として伝えた。イランは10月下旬にイスラエルの攻撃を受け、報復する方針を示している。
イスラエル軍は6日から7日にかけてレバノンの首都ベイルート南郊を爆撃した。国際空港に損害が出たとの報道もある。両国国境周辺ではイスラエル軍と親イラン民兵組織ヒズボラの戦闘が激化しているもよう。ヒズボラの指導者カセム師は6日、イスラエルが攻撃を停止しない限り交渉はしない意向を示した。レバノンでは攻撃により計3千人以上が死亡した。
ロイターによると、パレスチナ自治区ガザでイスラエルと交戦するイスラム原理主義組織ハマスの幹部はトランプ氏の当選を受け、戦闘を止められるというトランプ氏のコメントが事実かが試されると述べた。イスラエル軍はガザへの攻撃を継続しているもようだ。
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