1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 国際
  4. 国際総合

国連安保理、ガザ新停戦案を歓迎、イスラエルとハマスに無条件での即時履行求める

産経ニュース / 2024年6月11日 9時47分

【ニューヨーク=平田雄介】国連安全保障理事会は10日、パレスチナ自治区ガザで続く戦闘を巡り、バイデン米大統領が5月31日に発表した新停戦案を歓迎し、イスラエルとイスラム原理主義組織ハマスに対して無条件で即時履行を求める決議案を採択した。日本など安保理15理事国中14カ国が賛成し、ロシアが棄権した。

決議案を提出した米国は安保理決議の後押しを得て、エジプト、カタールとともに停戦交渉を前進させたい考えだ。

バイデン氏が発表した停戦案は、ガザでの武力衝突を3段階で収束させるもの。6週間の停戦を手始めに、ハマスが拘束する人質の全員解放やガザ全域からのイスラエル軍の完全撤退を2段階に分けて進め、最終的にガザ復興に着手する。

ただ、イスラエルとハマスが停戦案を受け入れるかは不透明だ。

イスラエル代表は10日の安保理演説で、「人質全員が解放されるまでハマスの軍事力と統治力の破壊を続ける目標に変わりはない」と強調した。

ロイター通信によると、ハマスは10日の声明で、イスラエルの完全撤退など決議の項目を列挙して「歓迎する」とした。ただ、その項目にイスラエルが重視する「人質の解放」は入っていなかった。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください