「だまされたふり作戦」で受け子逮捕 埼玉県警

産経ニュース / 2019年9月3日 21時40分

 2度目は「だまされたふり作戦」で御用-。埼玉県熊谷市で2日、特殊詐欺被害に遭った女性(69)が自宅で警察官に被害状況を説明している最中に、再び現金を要求する電話があり、県警熊谷署は3日、詐欺未遂の疑いで「受け子」とみられる男(31)を現行犯逮捕した。

 逮捕したのは住居、職業ともに不詳の宮本友一朗容疑者。逮捕容疑は2日午後6時35分ごろ、女性宅に長男を名乗り「会社に損失を出した。補填(ほてん)するのにお金が必要」「残り100万円が必要だ」などと電話で伝え、詐取しようとしていたとしている。

 熊谷署によると、前日の1日に長男をかたる男から「会社に損失を出した」などと現金を要求する電話があり、信じ込んだ女性は2日午後2時45分ごろ、現金200万円を手渡したばかり。その後、詐欺被害に気付いた女性が熊谷署に相談し、自宅で署員が状況を確認していた同日午後6時35分ごろ、さらに現金を要求する2度目の電話があった。

 今度はだまされたふり作戦を敢行。3日朝に自宅を訪れ、現金をだまし取るつもりだった宮本容疑者を待ち伏せて、現行犯逮捕にこぎつけた。同署の捜査関係者は「犯行グループにしてみれば、まだ女性はだまされているから、もっと現金を詐取できると思ったのだろう」が、現金を要求する2度目の電話が逮捕の決め手となって万事休す。宮本容疑者は調べに対し、黙秘しているという。

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