【技あり!ほねつぎの健康術】(29)体力付ける「四股体操」

産経ニュース / 2017年6月20日 10時2分

立位四股(産経新聞)

 健康のためにウオーキングを始めたのに、足腰を痛めて来院される方がいます。原因はオーバートレーニング、つまり歩き過ぎです。体力に見合わない運動負荷をかけないように、自分の適切な運動量を導き出せるのが「片脚での立ち上がり検査」です。

 家庭にもある高さ約40センチのいすに座り、片脚だけで立ち上がることができれば、1日約4500歩、45分ほどのウオーキング運動を行える体力があるといえます。

 立ち上がれなければ、4500歩も歩こうとすると身体に無理がかかり、あちこちに痛みを引き起こす可能性があります。このような場合、背骨と骨盤の柔軟性を高める四股体操が有効です。

 両脚を肩幅よりやや大きく開いて立ち、腰を落としながら両手を両膝にあてて胸を張ります。力士が四股を踏む要領です。お尻を少し後ろに突き出すようにしながら、さらに腰を落としていくと、股関節に突っ張りを感じます。

 このとき、5秒程度かけてゆっくり息を吐きながら腰を落とし、また5秒かけて息を吸いながら腰を戻しましょう。これを10回程度繰り返します。正しく行うと、股関節の突っ張り感が消えていく感覚が分かるでしょう。難しい場合はいすに座って行いましょう。柔軟体操を習慣化することで全身の筋力を上げ、結果的に体力アップを図れます。(奈須開生)=次回掲載は7月4日予定

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 問い合わせ先=公益社団法人 日本柔道整復師会(電)03・3821・3511(平日午前10時〜午後5時)FAX03・3822・2475

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