【児童書】〈ゆっくりでいいんどねしあ〉『だじゃれ世界一周』長谷川義史著

産経ニュース / 2017年8月13日 11時7分

『だじゃれ世界一周』長谷川義文著(理論社・1300円+税)(産経新聞)

 水滴がポツン。自由の女神が空を見上げて〈あれ!あめりか?〉。反対側のページではベレー帽の男が〈きょうはふらんす〉。

 待ってました! そのうちに…とこっそり期待していたが、都道府県名のだじゃれとコミカルな絵で笑わせてくれる絵本『だじゃれ日本一周』の姉妹編がついに登場。今度は国名でだじゃれを連発している。

 その国の名所や風俗が絵になっていて、思案顔の人魚が〈もうだじゃれでんまーく〉といった具合。前作でも見開きの左右ページが対応していたが、新作はさらに連動的。〈ここはあせるばあいじゃん〉〈ゆっくりでいいんどねしあ〉とかもはや会話みたいだ。

 わが家では前作についていた地図を、ずっとトイレの壁に張りっぱなし。8歳と5歳の兄弟はテレビで県名が出てきたりすると〈とてもあんたにゃかながわけん〉〈すべってころんでおおいたけん〉とか言って笑い転げている。楽しそうに勉強してくれて何よりだ。

 今日からは、だじゃれ世界地図も、あるぜんちん。(理論社・1300円+税)

(篠原知存)

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