「高崎だるま市」拡充、初めて初詣スポット巡りの巡回バス運行、会場面積は2倍 群馬

産経ニュース / 2017年12月8日 10時47分

シンボルの特大だるまが人気を集めた今年1月の「高崎だるま市」(橋爪一彦撮影)

 JR高崎駅西口駅前通りを舞台に今年から始まった「高崎だるま市」(元旦と2日)が来年、大幅に拡充される。日程は同じだが、会場を発着点とした市内初詣スポットを巡る巡回バスを初めて運行するほか、会場面積を2倍に。群馬県高崎市は「約25万人という今年の人出を上回りたい」と意気込む。一方、対立を機に分離開催となった少林山達磨寺(鼻高町)では1月6、7日に開催予定で、ともに独自色を打ち出している。(椎名高志、橋爪一彦)

 高崎だるま市会場からの巡回バスは、初詣客や観光客を呼び込もうと企画、東西2コースを設定した。

 東コースは午前10時10分から午後2時50分まで、会場を出発する8便を運行。停車するのは進(すさ)雄(のお)神社(柴崎町)▽倉賀野神社(倉賀野町)▽山名八幡宮(山名町)▽小(お)祝(ぼり)神社(石原町)。西コースは午前10時から午後3時までの10便で、主な停車場所は、高崎神社(赤坂町)▽護国神社(乗附町)▽観音山山頂駐車場前(石原町)▽洞窟観音(同)▽清水寺石段下(同)。いずれも大人100円、小学生以下50円。

 だるま市の会場は高崎ワシントンホテルプラザ-あら町交差点間で、今年の倍の240メートル区間。新春恒例のニューイヤー駅伝の応援直後から来場できるようにと、両日とも午前10時から、だるまの販売を開始する。

 販売店数も2割増の12張り、売りさばく県達磨製造協同組合職人も10人増の50人とし、名入れサービスの拡充や開運たかさき食堂の出店数増なども図られる。また、10月のオープン以降、西口の目玉となっている高崎オーパ、高崎モントレーも元旦から営業を行う。

 同市のだるま市は長年、「縁起だるま」の発祥の地とされる少林山達磨寺(鼻高町)の「七草大祭だるま市」に合わせ毎年1月6、7日に行われてきた。ところが運営をめぐり露天商団体と同寺が対立、これを機に、市などが中心となって駅前でのだるま市開催に踏み切った経緯がある。

■少林山達磨寺は1月6,7日の開催

 上毛かるたの「縁起ダルマの少林山」で知られる少林山達磨寺のだるま市は例年通り、1月6、7日の開催。来年は土日開催のため昨年以上の参拝者増を見込んでいる。屋台は今年と同じグルメを含め約60店。ダルマ販売店数は、寂しかった今年の1店から5店に増えるという。メーンイベント「少林山星祭り能」では野村萬斎と太一郎の狂言と下平克宏と殿田謙吉の能を予定。広瀬正史住職は「今まで通り、320年の歴史と伝統ある寺の行事を守り続けていく」としている。

産経ニュース

トピックスRSS

ランキング