【仙台「正論」懇話会】「プーチン氏の次の6年は茨の下り道」 北海道大名誉教授、国際日本文化研究センター名誉教授の木村汎氏 

産経ニュース / 2017年12月8日 11時5分

「プーチン大統領がどういう外交戦略をとるか、日本にとって重要」と説く木村汎氏=7日、仙台市青葉区のホテルメトロポリタン仙台(林修太郎撮影)

 仙台市青葉区のホテルメトロポリタン仙台で7日、開かれた仙台「正論」懇話会の第50回講演会。講師に招かれた北海道大名誉教授で国際日本文化研究センター名誉教授の木村汎氏の解説に約110人の来場者が熱心に耳を傾けた。

 講演後の質疑応答では、「プーチン氏に不測の事態が起き、ロシアが大きく変わる気配はあるのか」という来場者の質問に対して、木村氏は、来年3月に実施される大統領選でのプーチン氏の当選は確実視されているとした上で、次の任期となる6年を「茨の下り坂と思う」と応じた。

 ロシアの資源は枯渇しつつあることから、西側の経済制裁はボディーブローのように効いていると指摘。現在は、経済苦に対するロシア国民の目を戦争による国威発揚でそらしていると説明し、「不満は今後6年間で必ず出てくる」と鋭く指摘した。

 先月7日にロシア革命100周年を迎えたにも関わらず、記念行事を行わなかったことを挙げ、「人民側の反乱を恐れている」との見方を示した。

 仮にプーチン氏が排除されても、ロシア国内に民主主義の土壌が育っていないとし、「プーチン氏なきプーチン主義が続くだろう」とした。

産経ニュース

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