災害時にも役立つ「応急処置講座」 浜松医大の学生が講師として市民向けに開催(静岡県)
Daiichi-TV(静岡第一テレビ) / 2023年8月10日 18時27分
災害時に目の前で倒れている人がいたら、どう行動しますか?
いざという時に市民自らが行動してもらおうと、浜松医科大学で医師や看護師を目指す学生が、市民向けの応急処置講座を開きました。
(講座の参加者)
「大丈夫ですか 大丈夫ですか」
「大丈夫じゃない」
「あなたはAEDを持ってきてく ださい」
浜松市東区で開かれたこの応急処置講座には、市内の小、中学生やその保護者ら24人が参加しました。
(講座の参加者)
「子どもと一緒に救命講習を受ける機会がなかった、子どもに伝えたら受けてみたいと」
講師を務めるのは、浜松医科大学で医師や看護師を目指す学生です。今回は、AEDなどを使った応急処置講座が開かれました。
(浜松医科大学の学生)
「心臓が止まった状態になると、1分たつごとに助かる割合は約10%ずつ低下していく、その場に居合わせた人が1分でも早く救命の手当を始めることが大切です」
普段は学ぶ側の学生たちですが、教える立場となり、少しでも技術を学んでもらおうと丁寧に説明します。
(浜松医科大学の学生)
「できるだけ上から垂直に下へ」
また、講座では、避難所生活や車中泊で発生することがある、エコノミークラス症候群予防のための手、足のストレッチ方法などを伝えました。
講師を務めた学生は、この講座の経験を生かし、いざという時は自信を持って行動してほしいと話します。
(浜松医科大学の学生)
「最初は難しいそうに思えても、一緒にやることで、自分でもできるんだと伝えられた」「自信を持って、いざという時は自ら行動できるようにしてほしい」
(講座の参加者)
「わかりやすかったし倒れている人がいたら積極的に助けてあげたいと思った」「現実に起こったら対応できるように、もう少し勉強をしたいと思った」
日頃から地域の防災力を高め、災害時は市民同士が助け合うことが求められます。
この記事の動画はこちらから再生できますこの記事に関連するニュース
-
中国の17歳バドミントン有望選手が国際大会の試合中に死亡、救命処置に疑問の声
Record China / 2024年7月3日 18時20分
-
川勝前知事の「公約破り」とそっくり…「リニア妨害の後処理」を託された新知事が見せた「川勝県政の片鱗」
プレジデントオンライン / 2024年7月3日 8時15分
-
工事現場で倒れた男性を救命した4人に感謝状 防府
KRY山口放送 / 2024年6月27日 15時22分
-
有楽町朝日ホールで「AED20周年企画シンポジウム」を開催します!
PR TIMES / 2024年6月19日 13時45分
-
看護師ら完璧連係で命の危機「ブロック」 20代男性にAEDで電気ショック 受けたばかりの研修も成果
京都新聞 / 2024年6月17日 7時0分
ランキング
-
1河野太郎氏、やから発言釈明 「言葉の選び方は慎重に」
共同通信 / 2024年7月3日 20時0分
-
2潜水艦修理契約で不正か=川崎重工、海自に金品提供疑い―防衛省
時事通信 / 2024年7月3日 19時51分
-
3旧優生保護法の違憲判決を受け加藤こども政策担当相が今後の対応を発表
日テレNEWS NNN / 2024年7月3日 23時9分
-
4「64歳まで国民年金納付」案見送りへ、負担増に国民理解を得にくいと政府判断
読売新聞 / 2024年7月3日 13時42分
-
5知床沖観光船沈没事故で乗客家族らが損害賠償を求め運航会社と桂田精一社長を提訴「亡くなられた家族と残された家族の尊厳の問題」
北海道放送 / 2024年7月3日 18時5分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください