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【プラごみ減量】リユース容器シェアサービスの取り組み(静岡・袋井市)

Daiichi-TV(静岡第一テレビ) / 2023年11月28日 17時10分

Daiichi-TV(静岡第一テレビ)

プラスチックごみの減量を目指そうと、静岡・袋井市の飲食店では、洗って何度でも使えるテイクアウト用の容器を再利用する取り組みが始まっています。

袋井市にある飲食店「Honey!ハニー!!とれたて食楽部店」 新鮮な野菜をビュッフェスタイルで楽しめる人気店です。コロナ禍以降テイクアウトにも力を入れてきましたが、店の代表の鈴木さんは「気になる点があった」と話します。

(Honey!ハニー!!とれたて食楽部店 鈴木功三 代表)

「テイクアウト需要が伸び、同時にごみの量が一気にに増えた。弁当の容器を1回で捨てしまう、すごくごみの量が増えたと気にしていた」

このテイクアウト用のプラスチックごみを減らそうと、鈴木さんの店では洗って何度でも使えるリユース容器のシェアサービス「Megloo(メグルー)」を1月から取り入れています。

「Megloo(メグルー)」は神奈川県の企業が展開しているサービスで、東京や北海道などの店舗でも実績があり、導入店舗が増えてきているといいます。静岡県内では袋井市内の8店舗で200個がシェアされています。

店には一般的なテイクアウト容器もありますが、リユース容器を選んだ利用客は、食事が終わったあと、容器を洗って返却します。袋井市役所や「Megloo(メグルー)」を導入している8店舗などで返却することができ、返却時に二次元コードを読み取ることで、容器の管理をしています。容器は店でも洗浄され、100回以上は使用できるということです。

(利用客)

「プラスチックごみが問題になっていた時で、参加できることがあればと思った。家にゴミが出ないのでいい」

(Honey!ハニー!!とれたて食楽部店 鈴木 功三 代表)

「(使い捨ての)容器も意外と高い、経費の節約になる。お客さんからも罪悪感がなく注文できるようになったと、環境に意識がある方は使っていただけるようになると思う」

「リユース容器」はまだ認知度が低い状況ですが、鈴木さんは多くの人に知ってもらい「ごみが減る世界につながってほしい」と話していました。

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