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【能登半島地震】大規模な火災が起きた「輪島朝市」で捜索続く…消防に聞く「地震時の火災を防ぐには?」

Daiichi-TV(静岡第一テレビ) / 2024年1月11日 18時11分

Daiichi-TV(静岡第一テレビ)

能登半島地震の発生から11日目。大規模な火災が起きた輪島市の観光名所「輪島朝市」では、11日も一斉捜査が行われました。地震後の火災はどのように発生し、防ぐにはどうすればいいのでしょうか。

( 勝又記者)

「大規模な火災があった輪島市の中心部です。きょうも警察などによる捜索が行われています」

午前9時、11日で3日目となる一斉捜索が始まりました。警察や消防、自衛隊などが、10日より人員を増やし、200人を超える態勢で行われました。

輪島市では元日に発生した地震で、震度6強を観測。地震直後に、輪島市の朝市通りでは大規模な火災が発生し、住宅など約200棟が全焼、国土地理院によると約4万8千平方メートルが焼失したとみられています。

これまでも国内で起きた大規模な地震では、同時に火災も発生し、被害を拡大させています。こうした「地震火災」に対し、どのような対策をすればいいのでしょうか。静岡市消防局の近江達彦消防司令に聞きました。

(静岡市消防局 予防課 近江達彦 消防司令)

「地震が発生した際に起こりうる火災の原因としては、寒い時期であれば暖房器具の使用、調理器具からの出火の可能性が考えられる」

事前の対策としてやっておくべきことは、建物の耐震化、そして家具の固定、さらに・・・

(静岡市消防局 予防課 近江達彦 消防司令)

「感震ブレーカーという対策をとることができるので、そういったものの設置を今後検討していただきたい、その後、通電した際の火災を防ぐ対策になる」

感震ブレーカーは揺れを感知したときに自動でブレーカーが落ち、電源をストップさせます。

地震が発生した直後には電気器具のスイッチを切り、電源プラグをコンセントから抜く、そして避難する時は、ブレーカーを落とすことが火災を防ぐために重要です。また電気が復旧した時に出火するケースも多く、電気器具などの使用を再開する場合は、機器に破損がないこと、近くに燃えやすいものがないこを確認しましょう。

(静岡市消防局 予防課 近江達彦 消防司令)

「静岡でも大規模な地震が来る可能性があると言われています。日頃から家具の固定や備蓄を十分にすることで、来たるべき地震に備える対策をして、心掛けを常にもってほしい」

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