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【伊東市マンホール事故】下水道工事作業員2人倒れうち1人死亡…法定作業環境測定怠った疑いで富士市の会社など書類送検(静岡県)

Daiichi-TV(静岡第一テレビ) / 2024年3月19日 18時43分

Daiichi-TV(静岡第一テレビ)

2023年11月、静岡・伊東市で下水道工事中に作業員2人が倒れうち1人が死亡した事故で、富士市の土木工事会社などが法律に基づく作業環境測定を行っていなかった疑いで書類送検されました。

書類送検されたのは富士市にある土木工事業の「富士ロードサービス」とその役員1人です。

この事故は、2023年11月に伊東市のマンホール補強工事現場で作業をしていた作業員1人が意識を失いマンホール内に転落し、搬送先の病院で死亡したものです。

三島労働基準監督署によりますと、当時、工事現場ではマンホールから汚水があふれたためマンホール内に入り清掃作業をしていて、死亡した作業員は外に出た際に何らかの理由により意識を失いマンホール内に転落し溺死したということです。

この事業者は法律で定められた空気中の酸素と硫化水素の濃度を測定していなかったとして書類送検されたということです。事業者は測定していなかったことを認めていて、突発的な工事だったため測定できなかったと説明しているということです。

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