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【青い目の人形】戦前に米国から寄贈“平和のシンボル”として保管されてきた人形を題材に授業(静岡・御前崎市)

Daiichi-TV(静岡第一テレビ) / 2024年4月17日 18時5分

Daiichi-TV(静岡第一テレビ)

太平洋戦争より前にアメリカから日本に贈られ、平和のシンボルとして静岡・御前崎市で保管されてきた人形を題材にした授業が市内の小学校で行われました。

青い目の人形「マーベル・ワレン」を題材に道徳の授業が行われたのは御前崎市立浜岡北小学校です。「マーベル・ワレン」は1927年4月16日に日米親善のために1万2700体が日本に贈られ、前身の旧朝比奈小学校にも1体がやってきました。戦時中は敵の人形として壊されかけたものの平和を願う一人女性の思いによって残されてきました。

16日の授業では、3年生の児童31人が、戦時中の厳しい時代に青い目の人形を守り通した人の生き方に触れ、自分たちの思いを発表しながら「命を大切にする心」について学んでいました。

(授業を受けた児童)

「マーベル・ワレンちゃんを壊せと言われたけれど大切に守ってきたことがすごいなと思いました」「人形にも命があるって学びました」「戦争は悪いものだと思います。」

この小学校では、今後も 人形が贈られてきた4月16日に道徳の授業を行っていく予定で、このあと1週間ほど市の文化財でもあるこの人形を校内に展示するということです。

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